↑ ← → 文字の画数
written by Lumiere     on 98/10/28 00:00
五格の計算の仕方はそれでいいとして、次の問題としてそれぞれの文字の画数をどのように数えるかという問題があります。実はここで色々な流儀が出てくるのですが、まずは基本的と思える方式から順に説明していきましょう。

まずは書く通りに

基本的に漢字は書いてある通りに数えます。「文」なら4筆で書きますから4画、「本」は5筆で書きますから5画です。

略字は正字で?

今日の姓名判断の多くの流派では略字は正字に直して数えるという考え方を採用しています。それはそれぞれの文字が固有に意味として持つ霊動が重要なのであって、仮に現れている表現は看板に過ぎないという考え方に基づきます。ただし異論はあり、その表現自体に意味があるのだから使用が定着しており正字が忘れられている略字については無理に正字に直さず、そのまま数えるべきである、という流儀もあります。

この正字主義によれば、例えば「会」は「會」で数えて13画、「寿」は「壽」で14画、「学」は「學」で16画、「実」は「實」で14画ということになります。

ただし、正字主義の流派でも実際問題としてどの略字をどの正字に直すかということについては個々の文字に関して差異があるように見受けられ、中にはそのやり方を秘伝!にしているところもあります。

幾つかの部首の数え方

正字主義を採用しない流儀でも、幾つかの部首に関してはその部首の意味が実際に認識されているとして、特殊な数え方をすることが定着しています。それを以下にあげます。(流派によっては下記のいくつかを適用しないものもあります)

サンズイ サンズイは元々が「水」なので4画で数える。例:沙は8画。
クサカンムリ クサカンムリは元々が「艸」なので6画で数える。例:花は10画。
シンニョウ シンニョウは元々が「」なので7画で数える。例:進は15画。
シメス偏 シメス偏は元々が「示」なので5画で数える。例:福は14画。
コロモ偏 コロモ偏は元々が「衣」なので6画で数える。例:衿は10画。
テ偏 テ偏は元々が「手」なので4画で数える。例:拓は9画。
ケモノ偏 ケモノ偏は元々が「犬」なので4画で数える。例:猛は12画。
リッシン偏 リッシン偏は元々が「心」なので4画で数える。例:悦は11画。
コザト偏 コザト偏は元々が「阜」なので8画で数える。例:阿は13画。
オオザト オオザトは元々が「邑」なので7画で数える。例:郎は14画。
タマ偏 タマ偏は元々が「玉」なので5画で数える。例:玲は10画。
ニクヅキ ニクヅキは元々が「肉」なので6画で数える。例:肝は9画。ただしツキ偏は見たとおり4画なので混同しないこと。例えば朋は8画である。

なお、これらはいづれも上記のヘン・ツクリなどがその漢字の「部首」である場合にのみ適用するのであって、例えば「酒」はサンズイは含んでいても部首がサンズイではありませんので、サンズイは普通に3画で数え「酒」は10画になります。(「酒」の部首は「酉」です)

というところで訳が分からなくなってきたと思いますが、要するに漢和辞典で確認しなさい、ということでしょう。


← →

(C)copyright ffortune.net 1995-2013 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから