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written by Lumiere     on 98/10/28 00:00
上記の1〜10の数字の意味はだいたいここ数十年姓名判断の世界で言われてきたようなことですが、東洋系の占術に慣れ親しんだ人ならすぐにその由来が分かる筈です。

実はこれは五行/十干の象意から来ています。

五行とは中国古代の哲学で言われるこの世の5つの物事の有様で、木火土金水をいいます。

この5つは西洋古代哲学における物質の4元素・火水風地とは考え方が異なっています。西洋の4元素が世界の構成物として4元素を考えたのに対して、中国の五行は世界の有り様を5分類したのです。

ですから5行は例えば次のようにいうことも可能かと思います。

  木−生命 火−結合 土−空間 金−物質 水−移動

木は燃えて火を生み出します。火が燃えると灰ができて土になります。土の中で金属が生まれます。金属は表面に水滴を付けます。そして水は木を育てます。これを五行相生といいます。

これに対して木は育つにつれ根で土を破壊していきます。土は水に入ると汚します。水は火にかけると火を弱めます。火は金属を溶かします。金属で造った斧が木を切ります。これを五行相剋といいます。

世の中はこの五行の相生・相剋で成り立っています。この考え方が五行説と言われるものです。

それとともに世の中には陰陽という対比が存在します。男と女、柔と硬、光と影、天と地、右と左、大と小、いろいろなところで2極分化といいものが起きています。しかしその2極は一般に対立するものではなく互いに助け合い・共存しているのです。光があってこそ影があり、影なくしては光は認識されません。男と女は一方だけでは生きていけず和合することにより人類が繁栄します。天なくして地はなく地なくして天はありません。右だけで左のない場所や左だけで右のない場所は存在しないでしょう。

このように全てに陰陽があるという考え方を陰陽説といいます。

中国の古代に、この五行説と陰陽説が結合されて「陰陽五行説」というものが生まれました。この結果物事が2×5=10に分類され、この10個を表すものとして「十干」が使用されました。これが下記のものです。

きのえ・こう
木の兄(陽)
樹木の相。天にも届く勢い。家の材料として柱になり火を付ければよく燃える
きのと・おつ
木の弟(陰)
草花の相。弱々しさもあるが風には強い。木に巻き付けばしっかり立っていられる
ひのえ・へい
火の兄(陽)
太陽の相。全てを明るく照らし成長させる。強すぎると干魃を引き起こすことも
ひのと・てい
火の弟(陰)
蝋燭の相。暗闇の中では頼もしいが強い光の前では輝きを失う。燃やす材料の供給が問題
つちのえ・ぼ
土の兄(陽)
大地の相。水と光の恵みがあれば大いなる収穫を約束する。火山灰台地だと難しい
つちのと・き
土の弟(陰)
湿原の相。今は使えなくても将来性はある。火が来れば草原になり水が来れば滋養の泥となる
かのえ・こう
金の兄(陽)
太刀の相。もつれた糸も快刀乱麻。居並ぶ敵もバッタバタ。自制心なくば暴君に
かのと・しん
金の弟(陰)
金銀の相。柔らかく木を切ることはできない。水で洗えば美しく輝く。争いの種になることも
みずのえ・じん
水の兄(陽)
大河の相。全てを押し流し一ヶ所に留まらない。良い物も悪い物も消し去っていく
みずのと・き
水の弟(陰)
雨露の相。弱くはかないが水源がある限りは土や草を潤し続ける。静かに全てを見つめている

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