12.十二支

十二支はおなじみの下記です。

No.漢字 訓読み音読み中国音 動物五行陰陽
01 zi 鼠 mouse 水 Water陽 +
02 うしチュウchou 牛 cow  土 Earth陰 -
03 とらインyin 虎 tiger 木 Tree陽 +
04 ボウmao 兎 rabit 木 Tree陰 -
05 たつシンchen 龍 dragon  土 Earth陽 +
06 si 蛇 snake 火 Fire陰 -
07 うまwu 馬 horse 火 Fire陽 +
08 ひつじwei 羊 sheep  土 Earth陰 -
09 さるシンshen 猿 monkey 金 Metal陽 +
10 とりユウyou 鶏 hen 金 Metal陰 -
11 いぬジュツxu 犬 dog  土 Earth陽 +
12 ガイhai 猪 wild boar 水 Water陰 -

十二支というと、年との対応はよく知られており、日本人なら自分が何の十二支の年の生まれであるかを知らない人はまずいません。そのため、しばしば金融機関での本人確認用の質問に使われていたりします。他人の名前を騙り、生年月日まで丸暗記していたとしても、十二支はとっさに出てこないだろう、というわけです。

さて十二支は実は年だけでなく、月・日・時刻にも、そして方位にも対応しています。その一覧を下記にあげます。(日の対応は単純ではないので暦のページを参照して下さい)

なお、時刻への対応では各正時が上記の時刻で、範囲で言う場合は23〜1時が子刻、1〜3時が丑刻、3〜5時が寅刻、ということになります。「うしみつどき(丑三つ時)」というのは、丑刻を4分割した時の3つ目ということであり、深夜の2時〜2時半の時間帯です。正午(しょうご)は午刻の正時の意味で、昼の12時ジャストです。これに対して夜の12時ジャストは正子(しょうし)と呼ばれますが、この言葉は現代ではあまり使われていません。

地球の子午線(しごせん,meridian)というのは要するに子の方位(北)と午の方位(南)を結ぶ方位線のこと。これに対して東西を結ぶ線は卯酉線(ぼうゆうせん,prime vertical)といいます。また辰戌線・寅申線という言葉もあります。

夏至の太陽は日本の京都・奈良・東京などの緯度では寅の方位から昇り、戌の方位に沈みます。冬至の太陽は辰の方位から昇り申の方位に沈みます。つまり辰戌線・寅申線は夏至と冬至の太陽の出入方位を結んだものなのです。方位を十二分割して十二支に割り当てているのは、このように自然とよく調和した指定法です。京都や奈良の昔の神社やお寺の配置、また修験道の聖地の配置ではよく辰戌線や寅申線が使用されています。

東北の方位を「うしとらの方位」といいますが、これは「丑と寅の間の方位」という意味です。同様に南東を「たつみ」、南西を「ひつじさる」、北西を「いぬい」と言います。もっと細かい方位の一覧は方位便覧のページを見て下さい。

十二支の起源についてはもっともらしい説がいくつかあるのですが、実際にはやはり1年の月に付けた名前がベースになったという説が信頼度が高いと思われます。動物への対応については、中国で十二支で作られた暦を漢字の通用しない周辺の民族の人たちにも分かりやすく説明するために作られたのではないかという説が有力です。戦国時代(BC403-221)頃のことではないかといいます。



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