猿田彦大神

↑
猿田彦大神
猿田彦大神 さるたひこのおおかみ

三重県の椿大神社, 各地の塞神社・猿田彦神社・天狗を祭る神社

猿田彦大神は、一般に道の神・道祖神と考えられています。また、後に修験道が盛んになりますと、天狗(てんぐ)の神様ともみなされるようになりました。

元々は、天孫降臨の際に、邇邇芸命(ににぎのみこと)をご案内しようと、道の途中でお待ちしていた神様です。このことから、この神は道の神、道案内の神、旅人の神とされました。

この時に、邇邇芸命の一行で猿田彦大神に声を掛けてきたのが天宇受売神(あめのうずめのかみ)で、これが縁で二人は結婚することになります。

なお、猿田彦神が後に、海で漁をしていた時、貝に手を挟まれて溺れてしまったことがあります。

その時海に沈んでいる時に底どく御魂、その息の泡が昇る時につぶたつ御魂、泡が水面ではじける時にあわさく御魂という、三柱の神様が生まれました。



(C)copyright ffortune.net 1995-2016 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから