元々は、天孫降臨の際に、邇邇芸命(ににぎのみこと)をご案内しようと、道の途中でお待ちしていた神様です。このことから、この神は道の神、道案内の神、旅人の神とされました。
この時に、邇邇芸命の一行で猿田彦大神に声を掛けてきたのが天宇受売神(あめのうずめのかみ)で、これが縁で二人は結婚することになります。
なお、猿田彦神が後に、海で漁をしていた時、貝に手を挟まれて溺れてしまったことがあります。
その時海に沈んでいる時に底どく御魂、その息の泡が昇る時につぶたつ御魂、泡が水面ではじける時にあわさく御魂という、三柱の神様が生まれました。